俺つえー系主人公

物語の最初から、その分野、世界で最強の力を持っている主人公。持て囃す周囲。努力の描写が描かれない。

このような作品が酷評されるシーンをしばしば目撃する。

 

ちょっと考えてみたのだが、アニメやラノベ以外の、映画とかドラマを覗いてみる。すると最強系主人公は至るところに存在するように思える。例えばキムタクの「HERO」なんかは主人公が頑張って勉強した描写とかは特に無く、初めから検事で有能な人材な訳だ。「半沢直樹」だって主人公は1話から最終回まで変わらず最強。映画でいえば「ダイハード」のマクレーンとかも最初から強い。

 

生まれつきの才能だってある。ハリポタやドラゴンボール、ナルトにスターウォーズのアナキンだって、初めから遺伝子最強なわけだ。

 

うーむ。やっぱり主人公が最初から強い方が物語を進めて上では楽だし、かっこよくいてくれた方がいいよなあ。

問題が発生したり、強敵が現れた時、何かよくわからない覚醒とかして、視聴者の理解を超えてしまう描写をしない限りは、能力持ちはアリな気がする。

 

最近の若者は努力が嫌いだからとか、すぐに結果を求めるからこういう傾向が流行るんだなどと言われがちだけど、努力描写を省いて登場は、昔からやってるんだから、これが正解の一つだと信じてみることにしたい。

 

ただわけもわからず、冴えない男に美少女がいきなり「しゅきぃ...❤️」などとのたまうような、主人公が歩くほれ薬になるようなことは避けたい。