思い出のゲーム
最近どうにも明け方まで寝つけない。
ならいっそ始発と同時に出かけてしまおうと思い立ったが今日。電車に飛び乗る。
目的は、あのゲーム。「ファンキューブ4」だ。
俺はどうしてゲームクリエイターになったのか。(今は休職中だけど)
きっかけは人の縁だったが、間違いなく幼少からゲーム好きということもあっただろう。ゲームボーイアドバンスが流行っていた小中学校時代、ゲームをしてはケチをつけていた記憶がある。俺ならもっとおもしろいバランスにできる。なんでこんな意味のないマップにしたんだ。エンカウント率高すぎ、など。偉大なる先人の皆様すいません、自分思いあがってたっす。ゲーム作りマジムズイっす。
布団に入りながら昔やったゲームのことを思い出していると、ふとスーパーの3階にあった小さなゲームコーナーにひっそりと置いてあった、あのメダルゲームのことが頭によぎった。
あれから十数年、もう当時の場所からはとっくに撤去されていたが、無性にあのゲームを遊びたくなった。どうしてもあのゲームをもう一度プレイしたい。どうせ時間があるなら探しに行ってみようじゃないか。
俺をオタクにしたのは、父親から借りた「めぞん一刻」とこのゲームであると今更ながらに思う。父よ、なぜ私にキャプテン翼やスラムダンクをお貸しくださらなかったのですか。
調べてみると発売は2002年。
今から16年も前の、しかもメダルゲームなんてあるわけない。そう思っていた。
3時間くらいネットで検索。
・・・見つかるわけですよ。
今はすごいね。どんな情報もたいてい検索すれば出てくる。
Twitterでの目撃情報を発見。
どうやらあのアイドルマスター内に登場する、NPCの元ネタとしても使われている伝説のメダルゲーム「ファンキューブ4」は埼玉県のキャロム栗橋店にあるらしい。
メダルゲーム「ファンキューブ4」にはルールもビジュアルも全く異なる3つのゲームが内蔵されている。プレイヤーはどれか好きなゲームを一つ選んでプレイするというものだった。
当時俺は、その中の“すごろくアドベンチャー ハイスクールぱらダイス”というゲームにドはまりしていた。
メダルゲームのなのに選択肢が存在する、美少女すごろくゲームは後にも先にもこれしか出会ったことがない。しかもヒロインの女の子「都筑みらい」ちゃんが超かわいい。あのころの俺は間違いなく心を奪われていた。今見てみると絵柄は古いけど、今でも十分通用するかわいさである。
詳細は明日にしよう。